新国務長官はバイデン氏の。バイデン氏閣僚人事を発表国務長官に側近のブリンケン氏

ブリンケン米国務長官初の記者会見で米中関係について言及

［ウィルミントン（デラウェア州）／ワシントン２３日ロイター］ - 米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は２３日、国務長官にアントニー・ブリンケン氏、国家安全保障担当の大統領補佐官にジェイク・サリバン氏、国連大使にリンダ・トーマス・グリーンフィールド氏を起用する人事を発表した。

バイデン氏の側近らが２２日、明らかにした。ブリンケン氏はまた、米中関係は「私たちの多くの将来を規定する、世界で最も重要な関係だ」とし、その関係はさまざまな分野で「敵対的」または「競争的」になっていると述べた。

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大統領就任式とその関連行事が開催される際には通常、ワシントンに多くの人が集まる。ブリンケン氏は、同盟国との関係修復を掲げる新政権の外交を指揮する。

茂木外相「速やかに意思疎通を」. 将来の我々の生活状態に影響を与えるだろう。

今年7月のシンクタンク・ハドソン研究所での講演では「米国の関与と指導力が必要とされている」と述べていた。

中央情報局（CIA）など情報機関を統括する国家情報長官にはヘインズ元CIA副長官を指名。外務委員会と同様に、情報委員会の両党議員も中国に焦点を合わせた。

香港問題について、ブリンケン氏は、北京が強行的に施行した国家安全維持法は、香港の真の自由と自治を損なったと明言した。公聴会で、ヘインズ氏は、「中国を打ち負かすための当事者の努力を支援するため、必要な情報を提供する」と述べた。

過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）掃討作戦の有志連合構築に尽力した。

ここに来て、トランプ氏の再選に黄色信号が点滅し始め、「バイデン政権」誕生の可能性は少なくないとの見方が、ワシントン政界雀の間で強くなっている。トランプ政権が進めた中国への強硬姿勢は継承されるのか。

ただ、どの役職かや指名される候補の氏名には言及しなかった。ブリンケン氏は、米国は同盟国と連携し、世界で主導的な役割を積極的に担う必要があり、そうでなければ利害関係で対立する中国などの国がその担い手になると長年にわたり訴えている。

国防総省のカービー首席報道官によると、バイデン大統領は同日、オースティン氏に電話をかけ、軍務に続き長官として再び国家に奉仕することを承諾したことに謝意を表明した。

中国が台湾に対して武力を行使した場合、それは「重大な過ち」になるだろうと述べた。

それほど、心が通じ合っているという意味です。バイデン氏の政権移行チームの関係筋によると、次期国務長官にはベテラン外交官のアントニー・ブリンケン氏が指名される見通し。