つい、触れてつぶしてみたくなるかもしれません。 水疱という名称でも呼ばれることがある水ぶくれは、 皮膚の下にある真皮の部分にまでダメージが達した場合に起こります。
3現在ではモイストヒーリングと言われ、火傷した場所に潤いを保たせケアする必要があると考えられています。
水疱は皮膚から剥がれた表皮と、皮膚の間に水が溜まっている状態なので、表面の水疱の膜は死んでいる。
氷などを使う人もいますが、水ぶくれができている場合は、皮が剥がれてしまってつぶれる可能性があるため流水で冷やします。 ただし、絶対に傷を残したくない場合や少しでも不安がある場合、患部が白くなっている場合は必ず受診してください。 こういった時は、冷やした後、そのままの状態で病院に行って下さいね。
水ぶくれ内の水分には体液、リンパ液、血液細胞のフィブリンや血清、白血球などの死骸が含まれていて、火傷を治す効果があります。
火傷して痛いけど皮膚はきれいなまま、しかし 翌日または数日後に水ぶくれが出来たという人は意外と多いです。 お子様がいる親御さんなどは特にお子さんが潰してしまわない様に、 厚手の絆創膏などをしておくのもいいかもしれません。
例えば料理しているときや家族で鍋をたべている時などです。
感染を起こしてしまった傷というのを自分でなかなか判断できなかった場合、キズパワーパッドを貼ると治りが悪くなってしまうので、個人の判断で使うことは私はおすすめできません。
10ついつい触ってしまいがちな患部を守れ! 唇という場所だと、なかなか難しいかもしれませんが患部を触らずに過ごして頂くのがオススメです。 痛みを感じる神経である知覚神経終末も残るため、鋭い痛みを伴います。
熱傷の重症度は下に示すように、傷害された皮膚の深さと面積によって分類されます。 当院の救急外来に来られる患者さんには、一人暮らしをしている女性の患者さんや、一人目のお子さんがやけどを負ってしまい受診されるお母さんが多く、このことからもやけどが身体的なダメージ以上に不安や心配を増長させる疾患であることがわかります。
自己判断による治療で、やけど跡を残してしまわないように、 病院で薬の処方をしてもらいましょう。 やけどに関してはこちらの記事もご参考下さい。