いくつかの容姿・身分を使い分け、渡り歩いている。 あるきっかけで気力を無くし、最愛の妻・瑠火の病死も相まって酒に溺れた生活を送り、杏寿郎の訃報にもつっけんどんに当たっていたが、炭治郎との出会いを通して手紙で本心を明かす。
柱稽古(15巻、16巻) 禰󠄀豆子が太陽を克服した。 犠牲者が出るも、防衛戦の末に、無一郎が玉壺を討伐、炭治郎が半天狗を討伐する。
全てにおいて「どうでもいいから何も決められない」という一種の虚無感を抱え、指示を受けたこと以外の行動はの結果で決めていた が、炭治郎との出会いがその胸中に一石を投じる。 炭治郎と同じ技であるが、作中ではより高威力である描写がなされた。
雷の呼吸(かみなりのこきゅう) 壱ノ型 霹靂一閃(へきれきいっせん) 神速の踏み込みからの居合い一閃。
玖ノ型 水流飛沫(すいりゅうしぶき) 動作中の着地時間・着地面積を最小限にし、縦横無尽に駆け巡ることを可能とする歩法。
捌ノ型 爆裂猛進(ばくれつもうしん) 相手の攻撃を防御せず、一切無視して一直線に突進する。 こうして那田蜘蛛山の戦いは終結するが、炭治郎と禰󠄀豆子は処遇を巡って「柱合裁判」にかけられる。
後に無限城にて上弦の壱 黒死牟の戦いでは技を見切られ一太刀も浴びせることができなかった。 その相反する想いは、自分と同じような過去を持ちながら、鬼を救う信念が決して揺るがない炭治郎に託される。
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19ひなきとにちかが輝利哉の姉で、くいなとかなたが輝利哉の妹。 玉壺は刀鍛冶を狙い、半天狗は剣士を襲う。
幼いころから父の指導の下、鬼狩りとしての腕を磨いていたが、突如剣を捨て無気力となった父より罵倒され、深く傷つきながらも、表向きは常に快活な笑顔を浮かべ、弟・千寿郎を導きつつ柱の一人として鬼殺隊も支えた。
関節の脱着による軟体化、内臓を移動させて致命傷を避けるといった芸当を見せる。 当初は『鬼殺の流』に出す予定のサブキャラクターだったが、連載に向けて提出したネームが没となった後、主人公をより普通の人物に変えることとなり、作者が「家族全員を殺され、鬼となった妹を人に戻すために鬼殺隊に入った炭売りの少年」の話をしたところ、担当が「宿命を背負ったキャラクター」だと感じ主人公に抜擢された。
また、実戦経験豊富で無一郎を一瞬で切り刻んだ黒死牟の技にも対応できている。 普段は日差しを嫌うなど鬼の本能の一部を見せるが、ぼーっとしていることが多い。
水中でこそ本領を発揮でき、発生させた渦は鋭い水刃となって周囲全てを切り裂く。 聴覚が非常に優れ、その能力で他人の感情を読み取ることもできる。