妹が死ぬのは悲劇だが、その妹は、人生をまったく謳歌できなかったのではない。 でも、残念ながら、全体との兼ね合いで、自分が想像したようには表現できなかったのだそうですよ。
この銀河鉄道のきらびやかな現実でない世界、つまり、四次元の世界に物語を移したことで、ジョパンニだけでなく私もこの魅力に魅了され、私に与えられた生の意味を考えさせられた。 それなのに私はこれまで一度も『銀河鉄道の夜』を読んだことがなかった。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に出合ってからはもう随分と経つ。 それはそうだ。 牛乳を受け取って戻ると、 川に落ちたザネリを助けて、カムパネルラが流されたと知らされます。
10一方のカムパネルラは、ジョバンニに対して終始クールだ。
藤城さんの影絵からも寂しさが伝わってきました。 先日まで一人で納戸におもちゃを取りに行くのが怖いから一緒に行けとせがんでいた甥っ子が今は納戸で一人平気に遊べるようになっている。
だから、自分は幸せで自分の死をお母さんは許してくれるだろう…と。
スポンサーリンク 『銀河鉄道の夜』感想文の例 「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう」というジョバンニのつぶやきは、自己の幸福と他者の幸福が対立した場合に下さなければならない判断の難しさを感じさせる。 まだ見たことがないのですが、そのうち見るつもりでいます。 じゃないと、あまりにもカムパネルラがかわいそうすぎる。
8正直、私には宮沢賢治の言葉は綺麗すぎる。
まだ夕ご飯を食べていないお母さんのことを思い出し、牛乳を受け取って家へ向かいます。
出典『銀河鉄道の夜』 これはもう、哲学の命題ですね。 今回は、名作 『銀河鉄道の夜』のあらすじと感想文を書くときのポイントを、お伝えします。
9「銀河鉄道の夜/宮沢賢治のあらすじ2」ー 銀河鉄道への乗車 ジョバンニが丘の上で星空を眺めていると、どこからか「銀河ステーション」という声が聞こえてきました。 こう感じた時、少し恐い設定だと思いました。
アルビレオの観測所の近くで車掌が切符を切りにやってきて、そこでジョバンニの切符はどこにでも行ける通行券であることがわかります。
突き抜けるなにか、逃げ込めるなにか、が、書くことに注ぎ込んだのではないか、と。 そう考えてみれば、後半にかけて「 そんなにギア上げて大丈夫?」ってくらい、ジョバンニのカムパネルラへの想いが炸裂するシーンにも納得がいく。 感想文のポイントは、この話で宮沢賢治が伝える「思想」を表し、それについて自分の意見を深く書いていくとよいですよ。
16ジョバンニはいろいろなことで胸がいっぱいになり、何も言わずに走り出していました。