第１９話「崇徳院」
白河法皇の死後は、 次代の堀河天皇 73代 が既に死んでいたため、「上皇」として院政を敷いたのは"元" 鳥羽天皇でした。
5最近は、コシがあって柔らかく、しかも100円ほどで食べられる「讃岐うどん」がブームのようです。 この歌が詠まれた時代には、すでに歌語として用いられるだけの懐古的（レトロ）な言い回しだった。
多く、川を渡るのにここを通る。
保安四年 1123年 、わずか五才で即位されましたが、永治元年 1141年 、鳥羽上皇に強いられて退位されました。 人間の集団は、 長の 器に 非ざる者に託されると、その 小物の 器に合わせて必ず 小振りな姿へと無惨に縮小・堕落させられてしまいます。
16そうなんだ、今日は急ぐ必要がないので人混みに身を任せて公園の中央、動物園方向に向かう。 「逢はむとぞ思ふ」は、「将来また必ずあなたと逢おうと思っている」という意味です。
「逢はん」とぞ、思う。 この水の流れの元は「滝」ですから、そこから流れ込む「滝川」の勢いは、浅瀬のあたりではいよいよもって激しい 筈・・・この激しさが象徴するのは「 恋情」です。 そして今、このしだれ桜を秋色桜といいます。
1せく（塞く、堰く）：遮（さえぎ）る。 お前のせいで相撲から足を洗った私だ、オカラはやれないと突き手をすると、痩せた千早が飛んでいって井戸に落ち水をくぐった。
山に掛かる雲も、輪郭がぼやけ、綿菓子のような形のをよく見かけるようになりました。 「 保元の乱」によって 崇徳勢力を葬り去った後は、 信西主導による政治改革（ 荘園や寺社の整理・統制等）が断行されます。
12崇徳院（すとくゐん 男性 1119-1164 『詞花集』恋上・二二九 滝を下ってほとばしる水は、浅瀬の流れの速さゆえ、 岩に邪魔され分かれても、下れば一つの流れに戻る ・・・そんな激しい滝川のように、 一時は別れて暮らしていても、 いずれはあなたとまた 逢おう、このまま一人でいるものか、 と、強く念じている私です。 でも、この方が本当らしいから面白い。
後白河がこうした暴挙に出たのは、 鳥羽法皇が生前から 崇徳側の攻勢を警戒して 後白河の周囲に有力武士団を結集させ、武力衝突に対する万全の備えを期していたからこそです。
当メールマガジンは、おかげさまで本号で100号を迎え、百人一首すべてを紹介し終えました。 時間の過ぎゆく速さにはいつも驚かされます。 共産党指導者達がトロツキーを 敢えて新指導者に選ばなかったのは、レーニンさえ 凌ぐほどの巨大なカリスマ性を持つこの男に権力を与えたら、かつてのフランス革命が結局ナポレオンというカリスマ指導者の独裁帝国に終わったのと同様、ソビエト社会主義人民共和国がトロツキー王国に化けてしまうのではないかと恐れたからでした。
14商家の若旦那（上方では作次郎）が食欲と体力を失い、重病になった。
そのため、鳥羽天皇は崇徳天皇を自分の子供ではなく、祖父の子供つまり自分の叔父だと思っていました。
