具体例で説明しましょう。 「とんでもありません」「とんでもございません」は、「とんでもない」を丁寧に表現した言葉だと説明しましたが、実は、丁寧語としては「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」が正解です。
4ただ単純に「淑子さまですね」とお伺いしても、メモした漢字が間違っていては意味がありません。
謙遜する「滅相もない」や、相手を非難する「もってのほか」などのニュアンスも持っています。 27件のビュー• こんにちは。 滅相もないです 『滅相』とはもともと仏教の用語であり、物事の流れや生物の命が消えることを指す言葉です。
14使用されることの多い 「とんでもございません」ですが、 元々は間違った表現です。 1)相手から褒められた時には「とんでもございません」ではなく「 恐れ入ります」か「 お気遣いありがとうございます」を使う。
具体的に使われるシーンと合わせて押さえましょう。 ここでの注意点としては、「相手の褒めや称賛などを謙遜してかしこまる場合の「とんでもございません」( とんでもありません )という言い方」が広まっているので、認めるとしていることです。
「海上都市とは-・い計画だ」 「 - ・い時間に訪問して恐縮です」 2)(非難する気持ちをこめて)たいへんなことだ。 以前書いた記事を見かえすと、手直ししたいところがゴロゴロ出てきて、頭を抱えて転がりたくなることがままあります。 豆知識として、「無沙汰」は「沙汰」(便りや知らせ)がないということですが、「沙汰」の、「沙」には砂、「汰」には選び分けるという意味があり、水でゆすって砂金や米などの砂を取り除くことが語源と言われています。
次に、「とんでもありません」と「とんでもございません」の違いなどの紹介をします。
[補説]「とんでも」に「ない」の付いた形だが、「とんでも」が単独で使われた例はなく、「とんでもない」で一語と見るのがよい。 普段なかなか会えない方への年賀状の添え書きにもふさわしいですね。 「過分のお褒めをいただき、光栄に存じます」• しかし、最近は「とんでもありません」「とんでもございません」と言う人が多くなっている。
3引き続きよろしくお願いいたします。 1.『とんでもありません』『とんでもございません』の常体は「とんでもない」になります。
了解される。 「とんでもない」という言葉は一つの形容詞なので、「とんでも」の部分だけを切り離して「とんでもございません」や「とんでもありません」と表現するのは日本語として間違いです。 上手に活用すれば、一歩引きつつ相手を立てる言葉として会話が円滑に進みます。
13しかし、 間違っていると知っていてその言葉を口にするのと、知らずに口にするのでは全く意味が違います。 実際、文化庁の「国語に関する世論調査」(平成25年)によれば、「とんでもございません」という言葉が気になる人は調査人口の4分の1ほどで、過去の調査よりも増えています。
以上2つの理由から、「とんでもございません」を使いたくなるのは仕方ないのですが、「とんでもございません」が文法的誤りであるという知識も広く知られています。 これによって、Bさんの感謝はAさんにより否定され、結果、Bさんの感謝=重荷=借りの気持ちが軽減され、Aさんの困惑もなくなる・・・という構造になっています。 同じようなシチュエーションで使える、その他の表現をあげてみましょう。
17「言葉遣い」は身だしなみ等と違い すぐに直せないことが多いです。 謙遜することは日本の美徳かもしれませんが、これからは周囲への感謝を表現しつつ、さらなる意欲をアピールする姿勢も、グローバルスタンダードとして好感を持たれるでしょう。
「 身に余るお褒めの言葉を頂戴し、誠にありがとうございます」「 過分のお褒めをいただきまして、恐縮に存じます」「 お褒めをいただきまして、身にあまる光栄と存じます」 2)相手の意見を強く否定したい場合には「とんでもないことでございます」か「とんでもないことです」を使う。
18ちなみに、「とんでもないことでございます」も文法的には正しいのですが、まわりくどく感じられます。 問題は、しばしば、文法的に間違った言葉の方が、使いやすい場合があること。