海洋プラスチックごみ、何が問題? プラスチックごみによる海洋汚染で特に危惧されているのは海洋生物への影響ですが、人体への影響や経済損失も見過ごせません。
20アジア諸国では分別の習慣や再処理技術が遅れている 世界経済フォーラム(2010年推計値)によれば、世界中にある海洋プラスチックごみのうち、82%の流出源はアジア諸国で、上位には中国やインドネシア、フィリピン、ベトナムなどの新興国が並びます。
紙は再生可能資源であり、カーボンニュートラルや生分解性をもつからだ。 これまでIDEAS FOR GOODで公開した「」「」を参考に、明日からすぐにできるアクションをまとめてみました。
17二次的マイクロプラスチック プラスチック製品が自然環境にさらされ、劣化し小さな破片となったもの。
プラスチック製品がここまで広まってきたのは、それが安くて便利でもあるからですが、これまで述べてきた地球環境への影響を抑えるコストはその中に十分には含まれていません。
(出典:) 海洋資源、生物を守るために私たち一人ひとりが行動しよう! 海洋プラスチックごみは世界的に深刻な問題として取り扱われています。 ポリエチレン(PE)とかポリプロピレン(PP)の名前は聞いたことがあるでしょう。 50年前の年間生産量は今の20分の1しかありませんでした。
18世界中で年間800万トンの海洋ごみが発生しており、いずれごみの量が魚を上回るかもしれない• ポリ塩化ビニル PVC …チューブ、ホース、水道管、合成皮革など• セメント工場も塩素を嫌っています。
2020年の東京五輪までに石油由来の使い捨てプラスチック製ストローの使用を廃止すると発表しました。 衣類の60%に含まれているとされ、製造の際には木綿製品の2~3倍の二酸化炭素を排出し、海に流れ込んでも分解されません。 その典型例はドイツでしたね。
13国際的なアクションの醸成 EUだけが取り組みに積極的であっても、世界全体の海洋の状況を改善することはできません。
しかし、このプラスチック、微生物に分解されて自然に還るものではなく、半永久的に存在するので、ごみになったときに大きな問題を生んでいます。 先述のように、魚介類の体内には、海に漂う有害物質を吸収したマイクロプラスチックが蓄積されます。 マイクロプラスチックは海洋を広い範囲で移動するので、有害化学物質の運び屋となって海に汚染が広がってしまうのです。
9地球の両極で海水が沈み込む 海洋の大循環を考えれば、浮いているプラスチックが海流によって極域に集まってくるのは十分にあり得る話です。 こちらもコスト等の問題で、活用はあまり進んでいません。
磯辺先生も著書では水俣病を例に挙げ、「善悪が明解な公害では極端な予防原則が有用だった」と書いています。 国内資源循環体制を整備すべく、 リサイクル高度化設備の導入に対する国庫補助など緊急的な財政支援制度を創設し、これまでのプラスチックの扱いを見直して分別から選別、線状、原材料化を 全て国内で行える体制を確立する方針で対応しています。 マイクロプラスチックと海洋汚染 海の中をプラスチック粒が漂っているため回収は極めて困難なうえに、マイクロプラスチックは分解されないので、どんどん増える一方です。
3私たち一人ひとりも、毎日の生活の中で、どうやったらプラスチックの使用量を減らせるのかを考え、行動に移していく必要があります。 (出典:「第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」) (出典:「未来に残そう青い海」」) マイクロプラスチックとは? プラスチックごみは大きな形状のまま漂流するもののほか、細かい粒子として海洋に流れ込むマイクロプラスチックというものもあります。
嫌な気持ちになるどころの問題ではありません。
また私たちが普段使っている歯磨き粉や洗顔料、化粧品にもマイクロプラスチック(一次マイクロプラスチック)が入っています。 EUの取り組み EUでは「EUプラスチック戦略」という方針を打ち出し、取り組みにあたっています。