今の私なら強く言える、 楽しかったことだけを思い出にして、 大切にしまっておくから、ね。 古く「唐葵 からあふひ 」とも呼ばれ、枕草子に「唐葵、日の影にしがたひてかたぶくこそ、草木といふべくもあらぬ心なれ」とある。
17。 壬二集では第二句「そこともしらず」。
【補記】卿相侍臣嫉妬歌合。 定家が新勅撰を撰んでいた時、梅の花に華やかな歌がないというので周章狼狽し、家隆の歌にならあるだろうと探したところ、この歌を見つけ出して入れたのだという。
19故郷は住み慣れた土地。
更新日:平成15年03月21日 最終更新日:平成20年04月04日. 漢語「棘路」の訓読語で、公卿、あるいは公卿へ至る道のこと。 嫌だったことも、悲しかったことも 沢山あるはずなのに、 楽しかったことだけを思い出にと 言える絹ちゃんは強いなと、感動した。
風を心地好いと感じるのは、厳しい冬を乗り切ったあとの心のゆとりかもしれません。 元久二年 1205 、新古今集の部類が終わった後の歌合での作であるが、後鳥羽院の命により、新古今集巻五巻頭に置かれることとなった。 建仁二年 1202 九月の水無瀬恋十五首歌合、十五番右勝。
5深草は平安京の南方、古今集・伊勢物語以来の歌枕。 もったいない。
「いとひ」は「関わり合うことを避ける」程の意。
勅撰集入集歌には、新編国歌大観番号を付した。 寛喜元年女御入内屏風 風そよぐならの小川の夕ぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける (新勅撰192) 【通釈】風にそよぐ楢の葉、その下を流れる楢の小川の涼しげな夕暮どきにあっては、皆が川に入って 六月 みなづき 祓 ばらえのみそぎをしている様子ばかりが、まだ夏であるしるしなのだった。
4いずれにしても秋が来たので野原に咲き、いま風に散っているのだろう。 新古今集、結句を「夢はみてまし」とする本もあるが、壬二集・自歌合など「夢はみせけり」。
承久二年 1220 以前に詠進か。
寛喜元年 1229 の「女御入内屏風和歌」「為家卿家百首」を詠む。
稲妻の光がひらめく一瞬の間でさえ、あなたを忘れず思う我が身なので。 「入る」には「草叢のなかに分け入る」というイメージが掛かる。 アネモネ(赤)の誕生花:4月4日 アネモネ(ピンク)の花言葉:待望、待ち望む。
13此の百首にも、新勅撰にも入れられ侍り。