それは一見、凡庸なスキルかと思いきや、実際は、バグのおかげで無双に近い力を手にすることが出来る神スキルだった。 昨日、不本意にも得てしまったスキルをこれから調べる。
4新卒で採用。
【内容情報】(出版社より) 新卒で就職した会社がブラック企業だったため、すぐに退職。
しかし、冒険者と言っても、迷宮内の小さな虫を潰すだけのバイトでその日暮らしを送るだけ。 生活費も底をつき、父親の薬も残りわずか…… 哀れなキリムを見かねて、ステアはキリムに旅立ちを決意させる。
からんからん。 悩む俺を苛む空腹感が、腹の音となって響く。 講談社の小説投稿サイト「セルバンテス」で開催された「第1回レジェンド賞」受賞作! 出版社からの備考・コメント 校了前のデータを元に作成しています。
6一噛みごとに染み出る肉汁。 俺も何とか新卒で就職した会社が、残念なことにブラック。
俺はランダムスキルオーブを箱から取り出して眺める。 出てきたのは、白の玉。 すぐに俺の番になり、がらがらを回す。
あとは片手に下げた紙袋。
彼は召喚の能力を持っていて、自然や力を司る精霊を呼び出すことができる。
しかし、神スキルを手にした俺は、そのせいでダンジョン最深部に拉致られてしまう。 確か、敵を倒したときに、装備品が出やすくなるスキルだったような。
16唯一身分を保証してくれる冒険者証。