堺あおり運転、殺人罪成立の根拠「未必の殺意」とは？ 高裁が1審判決を支持(オトナンサー)
最後は前に強引に割り込んで、被害者夫婦を急停車させた。
9・左からの追い抜きはやめたほうがいい。
ヘッドライトに照らされたその表情には、ニタニタと不気味な笑みが浮かんでいた。
ただおそらく谷慎二は、夫婦から何かされたと勘違いしていた可能性はありそうです。 危険運転致傷とあおり運転の疑いで、堺市南区に住む無職の谷慎二容疑者を逮捕した 谷容疑者は、調べに対し「弁護士と会ってから話す」などと、認否を保留しているという。
【あおり運転に関する記事】. この耳慣れない「未必の殺意」とは、どのような考え方なのでしょうか。 争点は、一審の大阪地裁堺支部の裁判員裁判と同様に 殺意の有無となった。
インターネット上で、容疑者が住むエリアの情報交換をする掲示板に、本人と思われる人物が実名で書き込みを行っていた。 検察側は論告で、被告が車を加速させて猛スピードでバイクを追跡し、回避を試みずに衝突したとして殺意は明らかだと主張。 朝日新聞が入手した動画には約5分間にわたり、軽自動車がクラクションを鳴らしながら急接近したり幅寄せしたりする様子のほか、片側2車線の幹線道路上に急停車させた後、運転席から降りた男が、夫婦の車のドアを開けようとしたり、車体をたたいたりする様子が記録されていた。
14車から降りてきた男は笑みを浮かべながら、被害者の車に近づき、助手席のドアを叩き始めた。 妻は「原因に心当たりがなく、対策も難しいので恐怖心が大きい」と話した。
牧野さん「事件を起こした人間が『結果的に犯罪行為（殺害）になってもかまわない』という心理状態だったと判断された場合、『未必の殺意』が認められます。 容疑者の車は右側に並び、併走しながら幅寄せを。
10その後、泉北１号線を北上中、あおり運転は４分近くも続いた。
この事件で、被害男性が運転していた車の助手席に乗っていた男性の妻（42）に腰を捻挫させています。 また、危険運転致死傷罪の一類型である『人または車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人または車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為』（自動車運転死傷行為処罰法2条4号、致傷に対して15年以下の懲役、致死に対して1年以上の有期懲役、最高20年、加重により最高30年）にあたる可能性があります。
20同じ年代の人が多いのに、近所付き合いもせんで、昼間から酒飲んでプラプラして、まるで独身貴族。 パニックになってしまっているのもあるけど、殺されると思ったんです。
運転中の谷容疑者に癪に障る何らかの出来事があったのだろうが、ペットの糞尿以上に自分が迷惑をかけたことに気づいたのだろうか。 そして今回、追突直後に【はい、終わり】と発言していたことから、殺意があったとして懲役16年が確定しました。 あおり運転の経緯 加害者のドライブレコーダーを基に作られた事件当日の動画（再現CG）がコチラです。
7軽自動車以外に普通車もあり、かなり金持ちと思っていた」（近所の住民） 本人らしきフェイスブックでは、愛犬との散歩、禁酒やFX（外国為替証拠金取引）、和歌山でサーフィンをする様子が紹介されている。
殺人罪の成立を認め、中村被告に懲役16年（求刑懲役18年）を言い渡した。 冒頭のように、近所でもうとまれる存在だった。
裁判の状況：2審・控訴審 2019年7月3日、大阪高等裁判所で開かれた控訴審の初公判で、弁護側は、被害者に対する殺意はなく運転ミスによる事故だったとして自動車処罰法違反（過失致死）罪にとどまり、「一審判決の懲役16年は重過ぎる判決だ」と訴えた。 頭蓋骨骨折などのけがをさせ、殺害した。 別の住民はこう証言する。
被害者「クラクション鳴らしてよばれたんです。
