松永拓也「池袋暴走事故で失った妻子に〈やれることはすべてやったよ〉と報告したいから」（婦人公論.jp）
警察官から、２人が事故に巻き込まれて危ない状態だと知らされた。 ただ、現場の状況を示す地図がモニターに映った時だけ顔を上げていました。 この方は私を見るのではなく、おそらくこの事故が自分に有利になるには（どうすればよいか）ということ、自分の裁判の行方に頭を巡らせていたのではないかと感じました。
10
警察官から、２人が事故に巻き込まれて危ない状態だと知らされた。 ただ、現場の状況を示す地図がモニターに映った時だけ顔を上げていました。 この方は私を見るのではなく、おそらくこの事故が自分に有利になるには（どうすればよいか）ということ、自分の裁判の行方に頭を巡らせていたのではないかと感じました。
10宇部・山陽小野田消防局は2月下旬、弁護士3人による外部調査委員会を設置し、自殺との因果関係を調査した。 妻・真菜さん（まな・当時31歳）と娘・莉子ちゃん（りこ・当時3歳）の命を奪った池袋自動車暴走事故から1年。
, 事故を起こした高齢ドライバーを憎みたくなる気持ちと、憎しみにとらわれる自分を天国の２人は望んでいないのではないかという葛藤……。 場合によっては、お客様にとって有利になること、不利になることもお話ししております。
その理由を、 「（1年の）猶予の間に心の準備、戦う準備、交通事故防止への覚悟、たくさんの支援者ができたからだと思っています。 それがこんな身近な出来事になるなんて。 上原さんは、真菜さんの遺体に向かって「父さん、何もしてあげられなくてごめんね」と語ったくだりが読み上げられると、おえつを漏らした。
〈おおきなこえで でかでか ありがとう！ みんなに みんなに ありがとう！〉。
その中で、松永さんは「松永拓也」と実名を公表した。 ここで、もう一度会見 妻の松永真菜さん（当時31歳）と娘の莉 り 子 こ ちゃん（同3歳）を失った松永拓也さん（33）は、突然命を絶たれた2人の無念を胸に、悲惨な , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,. 自分が正しいと思っているのであれば、正々堂々と顔を上げてこちらを見てほしかった。 公判を終えて松永さんは「人間である以上憤りは感じます」とするも、「しかし場が場です。
10, 松永さんはその後、会社を約１か月休職し、深い喪失の日々を送った。 ご遺族の方にかける言葉は見つからないです。
東京・池袋の交差点で高齢者が運転する車が暴走し、横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん（当時31）と長女の莉子さん（当時3）が死去した「池袋暴走事故」。 愛する家族を失った悲しみと、「どうして２人が……」というやり場のない憤り。 その上で、松永さんは「私は裁判前から、ずっと2人（亡くなった妻子）の命と私たち遺族の無念と向き合って欲しいと、ずっと言い続けている。
15」と優しく声をかけ、止めませんでした。
「いつか自分の寿命が尽きた時、天国の２人に笑顔で再会し、『おとうさん、がんばったね』って抱きしめてもらいたい」 事故の約３か月前、真菜さんの手作りケーキで莉子ちゃんの３歳の誕生日を祝った（２０１９年１月１１日、松永さん提供）. 「こんなに苦しいなら死んだ方がましだ」「２人がいない人生なんて、生きている意味がない」, どん底の中から、前を向く力をくれたのは、事故直後に駆け付けてくれた親族の「２人はこれからもずっとそばにいるよ」という言葉だった。
16私は2人の命を無駄にしないため、具体的行動を人生を通して行っていきます」 当初は記者会見を開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、感染のリスクを抑えるためにメッセージを動画配信することを選択した。 ・ ますが、これからも神様が松永さんを癒し、慰め、支えて、そして導いて行かれることを、祈っております。
これが交通事故の現実です。 命の重みというか、一つの生命が生まれるというのはこんなに大変で、神秘的なことなんだと知りました。 入廷時、退廷時も目線を合わせることはありませんでした」 「証言してくださった方々の言葉は非常に重いものでした」 報道陣の取材に応じた真菜さんの父・上原義教さんは「飯塚のほうも私は見ていましたが、（被告は）下を向いていました。
8事故現場での実況見分で、杖を突く飯塚被告を初めて見た松永さんは、「高齢なだけでなく、あの足の状態で運転していたことがわかって衝撃を受けました」と述べている。 しかし、今はもうこの世にいません。
モニターから地図が消えた時には目を伏せていました。 本当にすごいなこの人は・・・ この事件1日たりとも忘れたことはない 一生見守ってます 松永拓也さんは、素晴らしい人だと思う。 生前も毎日伝えていましたが、「ありがとう」という感謝と、愛しているという気持ちを伝えたいです【以下つづく】 池袋暴走事故 遺族の松永です。
15辛いだろうに。
松永さんは冒頭陳述後の証拠調べで、検察官が自らの供述調書が読み上げる中で、真菜さんと莉子ちゃんが亡くなった当時のことを語った部分に至ると、涙を流した。 飯塚被告は10月8日の初公判の際に「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶しております。
12東京・池袋の路上で2019年4月19日、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、松永真菜さん（当時31）と 長女・莉子ちゃん（当時3）親子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失運転致死傷）の罪に問われた 旧通商産業省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告（89）の第2回公判が20年12月3日、東京地方裁判所で開かれた。 閉廷後、真菜さんの夫・松永拓也さんが取材に応じ「ブレーキランプのことは大事な部分ですので、証言して下さって感謝申し上げたい。
