怖い話長編 fumibako。長編

師匠シリーズ

今後も行かないと思う。

俺はとにかく息する音もしないように、じっとしてた。一瞬ビビったけど、もしかしてこんなところで、野外エッチか？と思った俺は、ゆっくり音を立てないように、そっちに近づいていった。

それで一人の奴が「しっ」とか言って全員を静かにさせて、耳をそばだててた。本当にやってる！と思って、目をこらして見たけど、エッチにしては、何か動きがおかしい。

いま考えると、他人が通りかかるような場所じゃないんだけど。

そっと覗くと、死体抱えて皆で帰るみたいだった。何かが飛び掛ったらしき場所、つまりは寝ている頭の上辺りからがつっ！！がりがりがりっ！！がしゅ！がつ！がつ！がつ！がつ！しゃーっ！！がりがり！！と、野生の王国を髣髴としてしまう音がと気配・・・・。しばらくするとまた人が来る気配がした。

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丈の高い草むらの間の道を、海の方に向かってブラブラ歩いていると、ゲッゲッという蛙の鳴き声が聞こえてきた。

神様に連なるというよりも神様なんじゃ・・・という印象を抱いた。

そこからだと、車の音ももう聞こえないけど、とにかく俺はじっとしてた。女は手を振り回して抵抗してたけど、こっちから見える手の指は全部、半分くらいから先がブランてぶら下がってて、抵抗になってなかった。ガサガサと言う音と、ゆっくり首に何かが巻きついてぐるぐる回ってるんだ。

怖い話とはちょっと違うかも知れないけど、ここなら読まれないだろうし。最近のコメント• カテゴリー• 草むらの向こうに、チラッと人影が見えたので、身をかがめて見やすい位置に移動すると、男らしき人影が、女の上に乗って動いてるのが見えた。

迷いながら車に戻って、気付いた。

さらに明るくなってきた頃、犬の散歩の人とかも砂浜に現れ出したんで、俺もどさくさに紛れて、散歩のふりをして、やっと草むらから出た。見ると全部で５～６人は人がいた。

そのころ初めての車を買った俺は、とにかく運転したくて、一人で夜、ちょっと離れた県の海沿いに、ロングドライブに出かけた。もちろん昨日の殺人現場の方には、顔も向けないで歩いてった。

けど解けない。

東京に引っ越して、もうあらゆる心霊現象に見舞われ続けていたために、気のせいで放置するのが怖くて、友達に電話で相談をした。

「金縛りを解くのに、力を貸してください」と視えた蛇の女性のイメージにお願いした瞬間、足元に何かが現れた。

友達は「悪い感じはしない。そこで更に時間を潰して、また車の近くの砂浜まで戻って、怪しい人影が無いのを確認してから、やっと車に乗った。びっくりした。

御付の女性を二人ともなった姿を見せてくれた。『目撃』｜名作長編 — 本当にあった怖い話もう10年以上前の話。