She always steps up to the plate. 映画の原題、"Trouble with the Curve"もなかなかよく考えられており、奥が深い。 楽しくて、安心感があるのなら、文句をつけるいわれなどないではないか。
9フィリップ・サンダーソン - ()• ……というわけで、この映画は一にもニにも、エイミーの演技力の賜物でしょう。
ガス自身も、引退か否か、という曲り角に立たされるし、ミッキーもまた、敏腕弁護士としてのキャリアを取るか、父を取るか、の重要な岐路に立たされる。 ま、もっとも、よくあるパターンの逆転劇だったのですけどね。
9二人が天才バッターとして名を馳せるボーと出会った時、彼の重大な欠点に気がつきます。 ガスはブレーブスが自分のスカウト能力を信頼していないと考え、引退することを真剣に考えます。
マックス -• 家庭を省みずに仕事に打ち込み、後に後悔として背中に背負う老人の姿は、最近の運び屋ともイーストウッド自身にも被さる。 ジョニーとミッキーは徐々に関係を深めていきますが、ミッキーにはなかなか他人に心を開くことができないという短所がありました。
3妻を亡くし一人暮らし。
この映画は、懸命に頑張るガスとミッキーに、 野球の神様が微笑んでくれた、と見てもいいだろう。 大人になった今でさえ、ごくたまに一緒に過ごしても、野球がかかわるとガスは簡単に娘の存在を忘れてしまう。 彼の最後のスカウトの旅に手を貸したのは、父との間にわだかまりを感じ続けてきたひとり娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。
15将来は実況アナウンサーを目指している。 ガスは妻を亡くしたとき、シングル・ファーザーとして子育てをする心構えができておらず、ミッキーにとって父はずっと遠い存在だった。
いくらコンピュータが進歩しても、最後にモノをいうのは、長い人生を生きた 人間の経験と感性である、というテーマが小気味良い。 そこで、ピートの計らいで、一人娘のミッキーが手助けの為に父の元へ向かう。 ミッキーはそんな父親との関係を諦め、冷めた態度ばかり取るようになっていました。
12娘は、「父親と一緒にいた場所が、人生の特等席」だったと話す。
一度はピートの頼みを断ったものの、老父のことは気がかりです。 あのピーナツ売りの少年が、ラストでカーブを投げるピッチャー(リゴ)です。 映画『人生の特等席』は2012年に日本公開されたアメリカ映画です。
8一人暮らしの頑固一徹な老人、というキャラクターは、 「グラン・トリノ」とも共通するし、 娘との間に確執があって長く別れている、という設定は 「ミリオンダラー・ベイビー」と同じである。
小林信彦さんも言っていたが、 イーストウッド映画を観られる、という事が映画ファンの幸せである。 イーストウッドの友人役で「アルゴ」でも良かったジョン・グッドマン、スカウト仲間でちょっと懐かしいエド・ローターも出演しています。 ミッキーから仕事の近況を聞いたガスは特段何か褒めるようなことを言いませんでしたが、心の中では娘を誇りに思っていました。
いろいろな選択がそれぞれあると思うが、そこにはデータだけで判断できない、自分が選択していくものなんだよね。
苦しい立場のガスを、長年離れて暮らしていたひとり娘のミッキーが手助けすることに。 言わば背水の陣である。