｢わきまえる女｣で世論は納得するか
森会長の辞任、そして川淵氏への後任就任要請について、ある大会組織委員会幹部は「もともと森さんは辞めたかった。 最有力候補に挙げられるのが橋本聖子五輪担当相（56）だ。
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森会長の辞任、そして川淵氏への後任就任要請について、ある大会組織委員会幹部は「もともと森さんは辞めたかった。 最有力候補に挙げられるのが橋本聖子五輪担当相（56）だ。
2東京大会は、開催まであと5か月余りとなる中、運営を担う組織委員会のトップが交代する異例の事態となりました。 森氏が辞任表明した12日の組織委の緊急会合後の記者会見で、武藤敏郎事務総長は新会長に求める資質について「五輪・パラリンピックで何らかの経験が必要だろう。
組織委理事の都議会議員「女性理事の比率を高めるよう求めた」 オリンピック・パラリンピックの運営などに詳しい奈良女子大学の石坂友司准教授は、森会長の発言や後任をめぐる対応について「世論の反発を受け辞意が固まってきたところで、本来ならば組織として後任を議論し、オープンにした中で国民の理解を得ながら再スタートを切るべきだった。 家族にも反対されたことから、森氏後任の腹案を練って、この日の面会に臨んだという。
特に注目されていたのが安倍晋三前首相だ。 第2次安倍政権発足後の2013年9月に大会招致が決まると、二人三脚で準備を進めた。
この中で森会長は、「大事なことは、オリンピックをきちんと7月に開催することで、私がいることで準備の妨げになってはならない」と述べて、会長の職を辞任する考えを明らかにしました。 それなのに１２日の会合（評議員会と理事会の合同懇談会）で自分が〝まな板の上の鯉〟のようになって『お辞めになったほうが良い』などと議論されることは、プライドが許さなかったと思う。
19東京五輪開催まで残り5カ月余というタイミングで、ホスト国である日本の対応が大混乱したことは、東京五輪開催に対する国際社会の不安も拡大させている。
会合の後、記者会見を開いた組織委員会の武藤事務総長は「会長の選任は国民にとって透明性のあるプロセスでなければならず選考の説明責任を果たすべきだ」としたうえで、「大会に向けた準備に1日たりとも遅滞が生じてはいけないので組織委員会が一丸となって全力で対応に当たっていきたい」と述べました。 首相や自民党総裁を歴任し、19年ラグビーW杯招致でも主導的役割を果たした森氏の調整力や根回しといった政治手腕が今回も発揮された形。 森喜朗会長（83）の辞意を受けて、森氏から次期会長就任の打診を受けたのが川淵三郎氏（84）。
8王氏は組織委理事を務めているだけに現実味はゼロではない。
関係者によると、夏冬7回の五輪出場経験がある五輪担当相の橋本聖子氏（56）を推す声もあるが、大臣規範は公益法人の役員との兼職を禁じているため、五輪担当相を退任することになる。
東京・晴海の選手村の村長で、東京五輪・パラリンピック大会組織委の評議員も務めている。 そして、ほぼ開口一番で「何とか後を引き受けてほしい」と打診され、川淵氏も二つ返事で受諾したという。
2012年ロンドン五輪は陸上のセバスチャン・コー氏、24年パリ五輪はカヌーのトニー・エスタンゲ氏など、最近の大会組織委会長は五輪メダリストのアスリート出身者が務める傾向にある。 川淵氏の就任は白紙になった今、森会長の後任人事は誰なのか？が話題となっています。
11国際的に批判を招いているので今後、世論次第で辞任に追い込まれる可能性はあるでしょう」と指摘する。 川淵氏はJリーグ初代チェアマンとしてサッカー界の発展に尽力。
政府関係者は「橋本氏は政治家でオリンピアン。 橋本五輪相は 橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、衆議院予算委員会の終了後、記者団が「連絡はあったのか、要請は受けるのか」と質問したのに対し「予算委員会だったので」と述べるにとどめました。
ところが本人と会う前に、境田氏を含む関係者2人と会談。
後任を巡っては、森氏が辞任表明前の11日、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏（84）を後継指名し、川淵氏が森氏に相談役として残ることを要請した。 それでも辞任となって、安倍氏や麻生氏にお鉢が回ってきたら…。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が入っている晴海トリトンスクエア＝東京都中央区で、丸山博撮影 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、女性蔑視発言で辞任表明した森喜朗会長（83）の後任候補を17日に絞り込み、18日にも正式決定する。
4森会長はいまや「日本の恥」的な存在となり、もはや誰ひとりとして弁護する貧乏くじを引きたがらない。