夜に駆けるタナトス。ヨアソビ「夜に駆ける」原作小説『タナトスの誘惑』を読んだ解釈がちょっと怖い│重子の部屋

『夜に駆ける/YOASOBI』の原作小説がゾッとした！【意味が分かると怖い曲】

一般的には、タナトスは無意識的な自己破壊的・自己処罰的な衝動と理解されます。きっとこの曲は、音楽の良さだけじゃなくて人と人との繋がりで爆発的に伸びたんだと思う。５日には、NHKあさいちにもYOASOBIがリモート生出演していました。

それで2日くらいであの形に作り直して、まさに奇跡が起きたと思っています。つまり、私たちは「自分はどれだけ素晴らしい存在なのか？」ということを学びに来ている魂なのです。

それは、涼しい風が吹き抜けるところ。男性が彼女を励まします。

これは、自己の時代、他者の時代で変わるものではなく、人間であればそうだと私は考えています。

おいおい、お前意味不明やぞ、そんな考え方。

結局、行きつく結末は同じになりますね。あーーー、原作読んでからちゃんと聴くと、理解できた。

それがカッコいいものとして認識されつつある。

そんな主人公の心の動きを小説として著したのがこの作品というわけです。書籍化 [ ] の楽曲となった原作をまとめた書籍『夜に駆ける YOASOBI小説集』がより2020年9月18日に発売されることが確定しており、その中に同作も収録される予定である。

作中で主人公がブラック会社に勤めている、ということが記されていますが、このような表現から主人公は日頃から｢死｣について考えていると捉えました。

決して死にたかったわけじゃない。

「終わりにしたい」からの怒涛の展開。色々書きたいことはあるのですが、上手に表現することが出来ないと思うので、次文を最後に、後はここまで読んでくださった皆さんに継ぎたいと思います。

主人公の僕は、死ぬ気であるならば、必死で勉強して自己研鑽を積み、本当に彼女を理解して生に導くことができていれば、そっちのほうが本当の「救世主」だと私は思うんですよね。

ikura 面白いなって思ったのが、最後の最後までは主人公がずっと目を瞑ったままで、自問自答を続けて、ただそれだけで物語が進んでいくので、言葉の力ってすごいなって改めて思いました。となれば、これは｢精神｣の｢死｣、すなわち｢心｣の｢死｣を表しているのではないでしょうか。

タナトスループしてみた結果小説自体はとても好きでした。この送り主は主人公の彼女です。