最後までお読みいただきありがとう ございました。 ・いきょく(委曲):くわしくこまかいこと。 ということで、お題の文「二度と事故が起きないように、すべての装置を( )に点検した」の( )に入るのは、2「つぶさ」でした。
13。 意外性やインパクトでは「六根清浄」説だが… ネット上の記事やテレビ番組などで「どっこいしょ」の語源を取り上げる場合、修験道の「六根清浄」説の方が絵的に面白く、「どっこい+しょ」説よりも意外性やインパクトが大きい。
ツバヒラカの意味は「くわしいさま」「こまかい点まではっきりしているさま」で、つまびらかと同じです。 また、仏教で「あきらめる」は、「真実を明らかに、つまびらかにみる」ことを表します。
「諦」は、説文解字に 審也。 仏教の言葉として使う場合は、 (たいねん)と読みます。
なので、次に「つまびらか」の意味についてくわしく解説します。
よって、「つぶさに点検する」とは言えても、「つまびらかに点検する」とは言えないわけです。 「つぶら」は、「丸くてかわいいさま」という意味で、「つぶらな瞳」などという具合に用いられます。 「つまびらか」と「つぶさ」は「細かい」という意味を持つという点では共通していますが、「つぶさ」に「ことごとく」という意味があるのに対し、「つまびらか」には、それがないという点で異なります。
18仏教において「諦」は、 真理や 悟りを意味する重要な語です。 物事の細かいところまではっきりしているさま」となっています。
なお、筆者の私見では、前者の「相撲・歌舞伎での掛け声」説が自然に感じられる。 「ショ」はヨイショ、コラショの「ショ」と同じく掛け声である。
17そのため、「六根清浄」説の方がウケが良く、どうしても取り上げられる機会が多くなってしまうのは無理もない。 まれに、政治家が「つまびらか」を使った発言をして、それをあつかった新聞などの報道で目にしたり耳にしたりする程度。
「何があったのか詳細に報告しなさい!」 というと威圧的に感じますが、 「何があったのかつまびらかに説明して みなさい!」 というと少し穏やかな感じがしますし 静かに話しても威厳のある言葉に聞こ えます。 たとえば、「詳らかに説明する(こと細かに説明する)」のように使います。 つまびらかの用例 つまびらかは、漢字で「詳らか」とか「審らか」と書きますが、「詳」・「審」はいずれも常用漢字表にない訓読(日本語の読み方)なので、新聞では「つまびらか」と平仮名で書きます。
と出てきます。
政治家が、「つまびらか」のような、日常で使わない言葉を使う時は、自分を賢くみせたい時かも知れません。
くわしい事情。
「言」から構成され、「帝」が音。