方言区画に関しても、研究者によって呼称や範囲に揺れはあるが 、概ねこの地方区分に則したものが提唱されている。 命令形のみであるが、「下しおかれよ」の転「くだしかれ」や「賜われ」の転「たも(れ)」が各地の高齢層で聞かれる。
形容詞 [ ] あじない/あんない 《味無い》美味しくない。 (例)あいつ、仕事はんちゃらけで帰りよったんや。 仮定形にも「静かなら」と「静かなけりゃ」の形があり、推量表現は「静かなろー」「静かなかろー」「静かなじゃろー」のような形がある。
13, 相手を気遣う標準語の中にたまに出てくる讃岐弁や、打ち解けたときに出てくる香川の方言はとても可愛く、せわしない日常からほっと脱力させてくれます。
長野県:ありがとうござんす いきなり告白するのは勇気がいるという人もこんな軽い問いかけならできるのではないでしょうか。
もちろん県民共通の定番大分弁も愛嬌があって面白いので、おりまぜて紹介します。 一度では絶対理解できないこの岡山弁。 「お菓子がようけある」というふうに使います。
ほんじゃーね それでは、さようなら。 言うとらへんた? この土曜日日曜日の間に田んぼへ出すのはやっておかないとねえ。
この岡山弁も、他県に紹介するとき私は必ず使います。 (例)きんまい花やなあ。
彦根の特徴的な俚言を並べた戯れ歌として、「ウラ ワゴン ホーヤサカイニ クダシカレ ナイナイ ナーシ トントホッコリ」 や「うら わごれ そうじゃさかいに かいも はい ないないねーに こまり ほっこり ほん」 がある。 「ばばぁばぁじゃ(婆さんばっかりです)」(東部) はがええ、はぐいい はがゆい、腹立たしいの意。