が前2頭を捉えるべく仕掛けたのを機に各ートを開始。 牡馬三冠馬と牝馬三冠馬の対決は史上初である。
まずは純粋にレースの勝ち時計を見ていこう。
2歳~桜花賞まで の戦は1番に推されたがでを捉え損ね惜しくも2着に敗れた。 そして、がかかった。 この年のは史上初の順を開抽選することになったが、ジェンティルドンナはなんと1番最初に選択権を獲得。
10コース変わり、輸送ともに問題はなく、次も楽しみ」と大きな期待を寄せた。 これまでの成績から過去の三冠馬と比較し、その実力と今後の可能性を探ってみた。
後に営は次に出走するでとなることを発表。 レースでは圧倒的1番人気に支持され、好位で競馬を進めるも直線で伸びを欠きの6着に敗戦。
12ムーア騎手の談話によれば、前日の雨で渋った馬場(発表は良馬場)により、レースが切れ味勝負ではなくスタミナ勝負となったことが、敗戦の原因として挙げられる。 昨年敗れたドを制し、 としては初のドでの制覇となった。
10年秋に開場してすぐに場長に就任されたから、2012年の祝賀会では、2年が経っていたと思います。 2歳女王のに次ぐ2番人気に支持されたが、レースは2週間前の発熱の影響で体調が万全でなく 、中団につけるも直線で伸び切れずの4着に敗れ、桜花賞の優先出走権獲得はならなかった。
16ジャパンカップでは石坂師とオーナーサイドの話し合いの結果が手綱を取ることとなり、主戦の岩田はヴィルシーナへの騎乗となった。
・との親子制覇(どちらもで、産駒では初制覇) という記録ずくめのとなった。 その名牝とは、14年有馬記念で有終Vに導いたジェンティルドンナ。 次に上記3レースで記録した上がり3ハロンとその平均を見てみよう。
しかしレースでは好スタートが逆に災いしが作り出した1000m通過58秒4のハイペースを掛かり気味に2番手で追走する形となり、直線で一旦は先頭に立つも後方待機していたに差され、そのまま4馬身離された2着に敗れた。
牡馬・牝馬を含めるとの牝馬の、の牡馬のに続く三冠馬誕生となり、3年連続は史上初である。 陣営はジャパンカップを最後に引退する可能性も示唆していたが、この敗戦が不完全燃焼であったことから、で引退することを発表した。 この年の出走馬のうち、関東馬はフェノーメノ1頭のみで、残り15頭はすべて関西馬であった。
日本円で3億9982万400円、中央競馬・UAEそれぞれの獲得賞金合計で17億2603万400円。 岩田康騎手はレース後「初めて本気のジェンティルドンナの走りを見せられて良かったです」と、現役王者を負かした本馬を労った。