新型コロナウイルスのワクチンは、いつできる？ ──基礎から最新事例まで「知っておくべきこと」
小林よしのりさんとの共著『』も出版間近のようです。
15注射型ワクチンよりも痛みがなくで実用的だと期待されている。
S：2020年9月23日、米ボストンにあるハーバード大学医学部の教育病院のベス・イスラエル病院と、米ニュージャージー州ニューブランズウィックを拠点とする大手製薬ジョンソン・エンド・ジョンソン（J＆J）が開発した、アデノウイルス26型（Ad26）をベクターとして利用するワクチンは、大規模な臨床試験を始めました。
一方、は、1度だけワクチン接種を行うグループと1カ月を挟んで2度ワクチン接種を行うグループに分けて行われている。 低分子薬ほか 低分子の抗ウイルス薬の開発も進められています。
最終的に、各国でどのウイルスをワクチンにするか決定を下します。 校了直前に公開されたGoogleの「COVID-19 感染予測」 （注4）と本稿の考察は来月付近まで一致していたのも驚きです。
8従来にない新しいタイプのワクチン しかし、ことはそれほど簡単ではない。 mRNAベースのワクチンは化学合成が可能で、タンパク質ベースのワクチンや、ウイルスベクターを用いるワクチンなどに比べて、製造工程の開発などに時間がかからず、安全性も高いと見込まれている。
現時点で臨床試験を終えて、米食品医薬品局（FDA）の承認を受けたワクチンはありません。 仮に開発がうまくいったとしても、 ワクチンの効果の大小や継続期間、副反応の有無など、未知数の点もまだまだある。
12つまり、ウイルスに対する免疫 —— それが感染の結果であれば、ワクチンによるものであれ —— は一時的なものかもしれないということだ。 Googleの感染予測とも考察は一致していた 自律的に考察することは、未来を予測することにつながります。
1）mRNA-1273：マサチューセッツ州ケンブリッジのバイオテック企業モデルナ（Moderna）と米国立アレルギー・感染症研究所（NIAID）との共同研究。 それに対してうまくいけば、感染を予防する抗体が反応するはずだ」と語ります。 課題は、投与したときに免疫がうまく機能するタンパク質を見つけることができるかという点と、 ワクチンの効果を高める｢アジュバント｣という成分が必要になることがあるという点だ。
1国内へのワクチン供給をめぐっては、7月末にもアメリカの製薬大手「ファイザー」との間で、開発に成功した場合6000万人分の供給を受けることで基本合意しています。
そこで、はじめから新型コロナウイルスのタンパク質を作る過程で作られる｢RNA｣を投与することで、DNAワクチンと同じような効果が得られると考えられている。
12国立感染症研究所による実験で強いウイルス活性を持つことが示され、実際に患者に投与したところ肺炎が改善した症例も報告されています。
