無聊 を かこつ。 かこつ【託つ】〔他タ四〕

かこつ【託つ】〔他タ四〕

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

春花は最初こそ奴隷の私には目もくれなかったが、やがて船旅の 無聊 ぶりようを慰めるために、今では 蒙古 もうこ人や漢人が卑しめて 蛮子 マンツーと呼ぶ南宋のあった地方の話をしてくれと私に命じるようになった。

… 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』 より引用• あれれ・・・? 「無聊をかこつ」が「無聊をかこって」と活用している用例が掲載されていますね。

【無聊を慰める】の例文集・使い方辞典

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

… 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』 より引用• … アプレイウス/呉茂一・国原吉之助訳『黄金のロバ』 より引用• それが「ワク」なのである。 要は女一人 淋 さびし気に 無聊 ぶりようをかこっているように見えなければ良いわけだ。

2
所在 しょざい ない:やるべきことがなく、時間を持てあますこと• 「無聊を慰める」の類義語は、「気晴らし」です。

【無聊を慰める】の例文集・使い方辞典

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

しかし、一度意味を知ってしまえば、それほど難しくはありません。

… 吉川英治『随筆 新平家』 より引用• … 田中貢太郎『魔王物語』 より引用• こればかりは古今東西、変わりがないようだ。 で、何かがさがさと音でもすると心をびくびくさして、其の方に恐ごわ眼をやっていた。

「無聊(ぶりょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

しかし、吉田兼好 よしだけんこう が書いたとされる随筆『徒然草』の題名・冒頭で使用されています。 乗る船もなく無聊をかこつ水夫が陸でやることは、博打をするか酒を飲むか。

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… 田中芳樹『銀河英雄伝説 03 雌伏篇』 より引用• そんな五都子の陽気なしぐさに、ふだんは独り暮らしの 無聊 ぶりようをかこっているにちがいない彼女の 淋 さびしさがかえってうかがわれるようで、典彦は、もっとたびたび顔を出してやればよかったと、妙な反省心を 強 しいられたりもした。 有閑 ゆうかん :暇の多いこと• … 服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』 より引用• 2 〈(相手が悪いのだと言うように)不満な態度を示す。

無聊をかこつ

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

… 古川薫『桂小五郎(上)』 より引用• 仕事がなく 無聊 ぶりようをかこっている松久は、食うために易者の真似事を始めた。

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これが良心の蛆虫の最後にして最も深い、最も残酷な刺し傷なのです。 「無聊」は、後者の意味が色濃くでています。

かこつ【託つ】〔他タ四〕

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

観客は、どっと拍手喝采した。

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「気晴らし」は、憂鬱なできごとを、別のなにかを考えたりしたりすることで、一旦回避すること。 … 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』 より引用• 絵葉書も、その一つ。

かこつ【託つ】〔他タ四〕

を かこつ 無聊 を かこつ 無聊

幼い頃に大都に連れていかれたため、春花は故郷のことはよく覚えてなかったからだ。

5
何も無い単なる移動の為の航海に無聊をかこっていたナデシコ艦長、ミスマルユリカが、突拍子もない事を言い出した。 二人の様子を見てゐると、何だかこつちが客で向ふが主人のやうに思はれて来る。