こうした古い言葉は歴史を遡って意味を考えると正しい解釈ができますね。 「戦々慄々」は恐怖のあまり心身が震えガタガタと怯える様子を指し、「小心翼翼」は気が小さくものごとにビクビクしている様子を表しています。
「戦々恐々」の現在の意味 戦々恐々の現在の意味は「おそれおののく様子。 この2つの象形的な意味から語源を見ていくと、面白いことが見えてきます。
「~は戦々恐々としている」は周りの状況や人の態度・様子を表す時に最もよく使われるフレーズとなりますので、ぜひ覚えておきましょう。 一週間前に初めて大型の台風を経験し、それ以来、戦々恐々とした気持ちになっている。 つまりどちらの漢字も、「恐れる」「怯えてびくびくする」様子を示しており、それらが組み合わさることで 「恐れ戦く様子」「怯えてびくびくする様子」という意味をより一層強めています。
19「戦」には、 「先端が両股になっているはじき弓」の形と 「先端に刃のついた矛」の象形から 「たたかう」を意味するようになりました。 紀元前の周王朝では、君主・幽王の勝手気ままな振る舞いで、国が大いに乱れたと伝えられています そこで、名前はわかりませなんが、周王朝の高官が作ったとされるのがこの詩です。
なので、「戦々恐々」とする雰囲気や場面になることに向き合うことで、緊張感を保ちながら様々な知識や経験を得られるはずです。 まとめると、以下の通りです。 下記でそれぞれの例文を挙げてみます。
9戦々恐々となる先輩をよそに、彼は平気な顔でタバコなど吸っている。 戦々恐々の意味とは 戦々恐々には、2つの意味があります。
ですから、「戦々恐々」には、本来"びくびくする様子"だけではなく、"おそれつつしむ様子"という意味もあるのです。 兢兢は「緊張して恐れるさま、恐れて戒め慎むさま」という意味を持っています。
20こちらは、意味を知らなかった人も多いのではないでしょうか。 社員達が人員削減に恐れおののいている様子でも、 「戦々恐々」という四文字熟語は、 「恐れる」という意味の漢字が4つもあることにために、単純に 「恐れる」のレベルが4倍まで拡大しているような感じですね。
今でいう「一生懸命」はもともとは「一所懸命」という言葉で、鎌倉時代の武士の間で生まれたそうです。 対義語を重ねたもの(異口同音、右往左往)• 簡単に訳すと、 「深い淵をのぞきこむ時のように、また薄い氷の上を歩く時のように、こわごわと慎重に行動すると。