まず、目や耳を持たないと正しい、確実な観測情報と予知情報が判らないのです。 南海トラフ巨大地震から命を守るためのポイント 南海トラフ巨大地震とは、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震を指します。 一方、地震は、地中の広い範囲で、固い岩盤同士が、破壊し合い、ずれ合う大きなエネルギーの集中や解放を伴うため、徐々に岩盤が変形し始めたり、地下水位が変動したりして、地震の発生前から非常に微弱で特異な音、電気、電磁波、匂いなどが周辺の地面や大気などに現れ、それを動植物が感じ取る可能性もあるのかもしれません。
尾池氏は「当時の熊本地震の被害写真があり、地震学者にとって有名だった。 地震雲はあるのですか？ 雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。
少なくとも「（時）一週間以内に、（場所）東京直下で、（大きさ）マグニチュード６～７の地震が発生する」というように限定されている必要がありますが、現在の科学的知見からは、そのような確度の高い地震の予測は難しいと考えられています。
日本における震度１以上を観測した地震（以下、有感地震）数は、概ね年間2,000回程度あり、平均すれば日本で一日あたり５回程度の有感地震が発生していることとなります。 8以上の地震が発生した場合や東海地域に設置されたひずみ計に有意な変化を観測した場合などを想定しています。 そのように、地球自体を、またその表面と言えども広大な領域やその地下の様子を観測するのは非常に難しく、ましてそれらの活動は複雑に絡み合い、相互に影響し合っていますから、一つ一つの結果だけで将来予測するのは至難の業、と言うよりほとんど不可能です。
8しかし、地震ではそのような特徴的な前兆は知られていません。 これまでに、淡路・長野・福島、そして熊本地震等多くの予知実績がありますが、十年に及ぶ経験則が、地震予知情報の信頼度を向上させ、命に危険な震度６以上では確率が９０％＋＋～１００％（エリア内）になっています。
南海トラフ地震が発生する前には、必ず「南海トラフ地震臨時情報」が発表されるのですか？ 南海トラフ地震の発生前に、必ずしも異常な現象が観測されるとは限らないため、「南海トラフ地震臨時情報」を発表していなくても、南海トラフ地震が発生することもあります。
しかしそのせいでかえって世間の理解が混乱した面があります。 質問者さんのニュアンスも予知とは地震が起こることを「必ず事前に知る」という意味で使われていますね? なお、地割れや山崩れも、当JYAN研なら観測可能です。
地震に関しても、今はまだ、何をどう観測すればよいのかという、根源的なところから探っている最中と言えるでしょう。 予知という言葉は、そのことがわかるようになった以前から、運命がわかるかもしれないという希望とともに使われ続けたものです。 観測状況をご覧になれます。
20また、地震の発生時期や場所・規模を確度高く予測することは困難であると考えられています。
一方で、南海トラフ沿いで発生した大規模地震の直近の2事例では、東側の領域で大規模地震（1854年の安政東海地震、1944年の昭和東南海地震）が発生した後、それぞれ32時間後、2年後に残る西側の領域で大規模地震（1854年の安政南海地震、1946年の昭和南海地震）が続けて発生しています。 地球温暖化問題でも、最近は実際に地球が温暖化しているのかどうかにも疑問が提示されていますが、それは地球磁気圏の観測によるものです。 動物や植物は地震を予知できるのですか？ 動植物には、音、電気、電磁波、匂いなどに対する感知力が人間などに比べ格段に優れているものがあることは知られています。
20津波に備える 津波が太平洋沿岸や大阪湾、瀬戸内海へ来襲します。
南海トラフ地震特設ページ - 命を守るための情報と行動 - 南海トラフ地震とは、右図に示した南海トラフにて、概ね100～150年間隔で繰り返し発生する地震のことです。 他には地電流の観測というのもありますし、電離層の観測というのもあります。 それらはまだ近年になって注目され研究が盛んになってきたもので、日が浅いため、まだ海の物とも山の物ともつきません。
その2（2019-12） JYAN研では、約１０年間にわたって当該電磁波の観測網を広げながら観測実験を行ってきました。
