どれが直截のルーツであるかは分かりませんが、いずれにしましても、明治の末期には「心の琴線に触れる」という慣用句は出来上がっていたと考えられます。 一緒に覚えておきましょう。
次ではそのことについて解説していきます。 ・結婚式で琴線に触れたのは、友人からの心温まるスピーチだった ・ずっと観たかった絵を前にし、その絵は想像以上に私の琴線に触れた ・彼の舞台は、琴線に触れる最高の演技だった このように、物事に対して深く感動を与えられたときの表現として「琴線に触れる」は使われます。
履歴書・職務経歴書を作成する• この龍の怒りを天地・万物を支配する神「天帝」つまり天子の怒りに例えたものです。
いたずら好きの彼。 中国の漢文「列子」には「琴の音色を聴いている耳は、まるで私の心の中のようである」という文章が示されています。 伯牙(ハクガ)という琴の名手には鐘子期(ショウシキ)という親友がおり、鐘子期は伯牙が奏でる琴の音を聞いただけで、 その歌の趣意や彼の心情を理解したことから、心の底から共鳴し、感動する様子を琴線に触れると言うようになりました。
17ギターの弦を引いて良い音が出たあのイメージです。
とうとう、 部長の琴線に触れてしまったようだ。 おすすめ記事:. 僕の発した言葉のいずれかが、彼女の 琴線に触れたようで、彼女は涙をこぼしたのだった。
僕が落ち込んでいた時に、 たまたま聞いた曲がとても琴線に触れて… それ以来、彼の大ファンになったんだ。 琴線に触れるような素晴らしい音楽に出会った。
どんな抽象的な教材でも、それが生徒の心の琴線に共鳴を起させるようにし、好奇心をいつも活かしておかねばならない (寺田寅彦「アインシュタインの教育観」大正10年) かつて他の面で活動をしていた人々が、人間の「胸の琴線にふれる」文学の仕事に転じて来た時 (宮本百合子「ヒューマニズムへの道」昭和12年) 折竹の心の琴線に触れるのはザチのこと。 そのため、間違って誤用すると恥をかいてしまうため誤用しないように気をつけましょう。
6「琴線に触れる」とは、感動して共鳴する繊細な心境を表現する慣用句です。
逆鱗に触れる• そんな体験や経験の積み重ねが多いほど人生が豊かになっていきます。
琴線の意味とは 琴線とは元々、琴の糸を指す言葉ですが、広く弦楽器の糸を指すこともあります。
この言葉は、中国の伯牙 はくが の「伯牙絶絃」という故事から誕生しました。
ただしこれはあくまで良いものへの心の響きであり、悪いものへの心の響き(不愉快さ)には使用することはありません。