君が僕らを悪魔と読んだ頃。君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻ネタバレと感想【一ノ瀬明里と悪魔の過去】

君が僕らを悪魔と呼んだ頃【14巻ネタバレ】遂に結末！斎藤悠介の姿はどう映る！？

椿は悠介の素性など何も明かしていなかった。キーワードは「一ノ瀬明里」でした。当時、妹を強姦された兄は、直接悠介に復讐するのではなく、自分のせいで他の誰かが傷つく方が辛いと知っていたので母親を襲い、自分と同じ罰を与えるのでした。

『相手を完全に屈服させた時、君は何を感じた? 復讐しても消えない傷を持っていたり、復讐する相手が記憶をなくしてやり場のない思いを抱いている人物もいたりと、読んでいて目頭が熱くなると思いますが、いじめの被害者の気持ちには是非注目してもらいたいです。

まず犯人を知る為に通路が見渡せる場所に設置されていた監視カメラの映像を確認していく。

親友が本来の自分に無理矢理にでも戻そうと仕掛けてくる。

覚えのない咎で断罪される瞬間、死肉に突きたてた刃の、幻を見た。斎藤悠介の本性が明らかに。

153話緑の個展が開かれる会場へ。

悠介が、母親を襲った兄妹に報復するために一時的に『悪魔』に戻った時はドキドキしましたが、作者の悠介の表情の描き方が絶妙で仮面を被りギリギリの所で演技をしているなと思わせているところが面白かったですね。 29話ネタバレみどり荘に到着すると、過去の悠介を知っている人物と出会います。

一方の椿も光彦に感謝する。しかし、二人の考えは既に別の方向に向いていた。

そして学校は自主退学し、他人を見ると自分を虐げる幻聴が聞こえてしまうため家に引きこもることになる。椿が正論を述べる。

自分がこの街に来なければ、下手な希望をもって居座らなければよかったんだ。『私にとって斎藤悠介とは一体何だったのかを知る為に…絵を見て各々で判断して下さい』最終話個展が開かれ絵を見る面々。

明里を強姦し妊娠までさせた悠介は、この部屋で『サバイバルゲーム』をしていた記憶が蘇るのです。いい男具合を見せつけていき、彼女を呼び止めいざプロポーズ…できなかった光彦。

許される人間ではないが、悠介ロスで悲しむ人間も少なからずいるのだから。

『俺の過去から環を守るには』仕方がなかったと。

付き合うことを決めた理由は記憶喪失で空っぽな悠介に同情してのことだったが、現在は心から好きになっている。

しかしそんな悠介がある日記憶をなくしてしまいます。決して表には出ず、隠れて平穏な人生を歩んでいた浦島に、突如異変が起こり始めます。

『…よくお越し下さいました…私ら3人あなたが来るのを心待ちにしていました』緑の描く「悠介」を心待ちにしていたと語る一ノ瀬。