いずれも、最期を迎える人に対して、精神的・身体的な苦痛を軽減して一人ひとりが自分らしい最期を自然に迎えられる目的で行われます。
13なお、これらの一連の過程を「看取り」と定義するものとする。
患者さんのライフスタイルにより社会的苦痛は多岐にわたりますが、一般的に次のような問題を抱えやすく、これらの問題を起因とした痛みを感じる立場に置かれがちです。 また、食事ができなくなったあと、あるいは寝たきりになったあと、どれくらいの期間ターミナルケアが続くのかは誰にもわからないため、経済的な負担の心配があります。 そのホスピスで実施されるケアなので、ホスピスケアと言われています。
ご家族へは、無理のない範囲でケアに参加して頂きます。
介護施設や医療施設の場合24時間体制でケアを受けられる 自宅でも24時間でケアを受けられますが、家族の負担が大きくなってしまうという点があります。
・医療と連携し、病状の把握や指示に基づく健康管理を行っていきます。 以前は自分で散歩をして外出していましたが、現在の体力と筋力では外出は難しい状況です。
本人が苦痛にならない程度の量を提供しましょう。 普段から水銀計で測ることが出来るよう訓練し、正確なバイタルを報告出来るようにしておきましょう。 前回訪問時との違いに着目して、病状や生活状況についてモニタリング実施した。
14精神面のケア…恐怖・寂しさ・苛立ちなどの精神的苦痛を対処• この 加算が算定されると、入居者(及びご家族)にも1~3割の 自己負担が発生します。
(1)ターミナルケアのフロー概要 出典: ターミナルケアとは、ご本人・ご家族の希望により、痛みや苦痛を取り除くための医療のみ施し、出来るだけ自然に近い形で死を迎えるお手伝いをすることです。 特に、家庭で家計を担っていた人は、「家族に負担をかけている」との思いにかられやすくなります。 上記の他には、死に対する恐怖を感じる方には恐怖心をやわらげて、残された人生をできる限り充実させること、クオリティ・オブ・ライフを維持して向上することを大きな目的として看護することになります。
兆候を見逃さず、医師へ連絡し指示を仰ぎます。
精神的苦痛(不安、恐怖、いらだち)の確認を行った。 終末期(ターミナル)の不眠の原因には、予後への不安や悲しみ、迫る死への孤独や絶望感などの精神的原因のほかに、体力の低下による強い倦怠感などがあります。 また、 死を前にして心残りが大きくならないように、家族や友人と一緒に過ごす時間を十分に作ることも大切です。
介護施設で看取り介護を行うには、日頃からの家族と施設側との間における信頼関係が大切になってきます。
日本緩和医療学会のHPには、「終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン(2013年版)」や「終末期がん患者の泌尿器症状対応マニュアル」などが掲載されています。
4これまでは終末期になると、入院を余儀なくされ、少しでも生命を維持することが優先されてきました。